ムラゴン ホーム
今日はブログ書きまくってます笑
ぽんここです。続きです。
「ごめんな……」
泣いている妻を置いて、私は家を飛び出ました。
近所に小さな橋があって、その下を電車が通っています。
私は、この橋でよく黄昏れてました。
ビールを呑みながら星空を眺めてました。
パチンコ・スロットで負けた日も、この橋で黄昏れてました。
そして
「もう、辞めよう！」
と、何度も決意した場所でした。
でも、この場所で何回その叶わない誓いをしたんだろう…
ここから飛び降りれば全てが終わるんだよな…
走る電車を見つめながら、そんなことを思い手すりに手をかけてました。
俺は楽になるけど、残された妻はどうする？
何も幸せにしてないまま、最悪な終わりを与えるのか？
何のためにアイツは俺と結婚したんだ？
アイツを幸せにする気持ちはウソだったのか？
本当に愛してるからこそ、自分の情けなさが身に沁みます。
過去の事を思い返すと、妻はいつも笑って私の側にいてくれました。
どんな辛い時も…
涙が溢れ出て、危うく声を出して泣きそうでした。
すると、妻がこちらに歩いて来ました。
私がここでよく黄昏れているのを知ってるから、私の居場所が解ったのでしょう。
「帰ろう。」
そう笑顔で言って、手を差し伸べてくれました。
まだ泣き跡が残っている顔で、優しく微笑んでくれました。
私がその手を握ると
「大丈夫！二人でなら何とでもなるよ！」
そう言ってくれました。
私は泣きながら妻を抱きしめました。
「ごめんな…ごめんな…」
と、繰り返しながら…
妻と手を繋ぎながら帰りました。
この手の温もりを感じながら
「もう、ここで本当に終わりにしないといけないんだ…
この手の温もりを、いつまでも感じていたいなら…」
今までに感じたことのない決意が、胸を締め付けているのが解りました。
以上が、二度とやらないと誓った日の出来事でした。
いやぁ、この文章書いてると本当に自分のクズっぷりや、妻の優しさを感じますね…
そして、辞める為には、どうしたら良いか？
真剣に考えました。
まずは、以前からずっと考えていた
『ブログを書く』を実行しようと思いました。
自分の想いを書くことで、決意を維持していきたいと思っていましたが、登録だけして放置の状態でした。
結局、真剣じゃなかったんですよね、辞めることに対して…
周りの人に言えない気持ちや現状を、誰かに伝えることで、自分への戒めになるのではないか…そして、気持ちも楽になれるのではないか…
辞める為の環境を新たに作ることで、変われるかもしれない！
その願いから、このブログを始めました。
そのおかげで、まだ辞めてから2週間程度ですが、気持ちは以前の『辞める！』とは違う感じです。
ゆっくりと長い目で辞めていこうと思えてます。
以前は辞めると誓ったら、次の日からもう辞めた自分が存在してるはずだ！と、焦りというか、結果を急ぐ自分だったような気がします。
もう、それは無理だと気付きました。
何十年もやってきたモノを、いきなり辞めることは無理なのだと…
少しづつ距離をとって、気持ちを離していくのが正解なのではと、私は思いました。
よく辞める為の方法に
『パチ・スロに関するものは、一切遮断すること！』
とありますが、無理です。
今は、駅の看板、テレビCM、コンビニの雑誌コーナー、パチンコ屋のデッカイ電光掲示板…
普通に生活してたら、絶対に目に入ってきます。
ならば、それを目にしたら
「これの為に、俺は人生狂わされて、大切な人達を悲しませたんだな…」
と、反省のきっかけにすれば良いと思います。
簡単ではありませんけどね。
「うお！あの新台入ったんだ！」
「あの続編出るんだ！」
と、興味そそられる方が多いと思います。
でも、それは一時的なものだと思います。
打たなければ、絶対に気持ちは薄れていきますから。
これだけは間違いないです。
でも、再び打てば刺激を受け、いつも通りの後悔の日スタートです。
これは何百回も経験したことですから、解ります。
変わりたいと思う方。
私と一緒に変わっていきましょう！
私もまだスタートしたばかりです。
もしかしたら、私もスリップしてしまうかもしれません(あんだけ偉そうな事を言っておいて)。
でも、それでもスリップした時に
「あ、今までの自分とは何か違うかも…」
そう思えれば、そのスリップする間に自分の中の『辞めたい』気持ちは、強さを増してきてるんだと思います。
失敗は挫折するためのものでなく、成功するための必要なもの
この言葉は、私が今考えました！(もうすでに偉い人が言ってるような気もしますが、ツッコミは無しということで)
だから、「またスリップするかも…」という気持ちは持ったままで良いです！
『辞めよう！』ではなく、『どうして辞めたいのか？』この気持ちを持つことから始めましょう！
その気持ちについて、考える時間を増やす事が必ず少しづつでも自分を変えていきますから！
今回は長いお話になってしまいましたが、読んでくださった方々、本当にありがとうございます！
素晴らしいはずの未来を閉ざす依存症
あなたはいつまでそこにいますか
私のオススメ書籍です。
良かったらチェックしてみてくださいね。